
個人的に注目している「ロボアドバイザー」サービス。「THEO」が積立投資に対応したので使ってみることにしました。
現状ぼくは、月1万円の積立投資を基本ベースにTHEOを活用しているのですが、その中で実際に起きた元本割れだったり、リスクだったり、運用実績を公開していきます!
THEOは、
- 1万円から始められる気軽さ。積立投資にも対応しているので10年後20年後への投資が可能。
- 自動でメンテナンスをするので株安・株高があっても、別にそのまま墜落して溶かすわけじゃない。
- ぼくたちはお金を入れる設定をするのみ。手数料は1%ですが、全部ユーザに合わせて自動でやってくれる。
■THEOに預ける。
THEOは、「月に1度リバランス」「市場の変化や年齢に応じた運用」が全自動
THEOの大きな特徴は、大きく3点挙げられます。- 運用方針を年齢・資産状況に応じたおまかせにできる。
- 1万円からはじめられ、手数料が年率1%
- 長期的な視野も考慮された積立投資に対応
仕事ばっかで忙殺されそうなのに、毎日数字とにらめっこしてる時間ない!
そんなことばかりの毎日じゃありませんか?
そんなぼくみたいな初心者やビジネスマンには、最適なうってつけのサービスってことです。
このようにぼくみたいな初心者やせわしいビジネスマンが、あわてて運用するより、ビッグデータを脳内に叩き込まれたAIの方が優れている可能性が高いと思います。
併せて、「SMART FOLIO」という他のロボアドは、あくまで「提案」までしかやってくれませんが、THEOは「運用部分」もやってくれるのでラクチン。自分は質問に答えて運用方法を伝えるだけ。
加えて、積立投資にも対応しているので、相場に一喜一憂せず、ドルコスト平均法という積立としての活用術が使えるっていうところかと思います。
あと、1万円から始められるので、新卒・第二新卒などの若い方も、初めての積み立てにおススメ。貯金半分投資半分でもいいかなと。
逆に、1%の手数料はちょっと高いかなって。多くの人が行えば行うほど安くはなっていくでしょうし、もう少し時間が経てばAIも更に進化して安くなっていくんじゃないかなと思います。
とはいえリスク管理やメンテナンスをしてくれるので、安心料だと思ってぼくは消化してますね。
逆に1%が高いって思うなら自分でやるほうがよいかなって思います。
■THEOを始めてみる。
THEOの運用プランを考えてみる。
質問はたった5問。数字を打ち込むだけ。ソッコーで終わりますね。
これだけです。開始金額3万。毎月2万の積み立て条件をセットすると、こんな感じ。

10年後には、定期預金に預けるより100万円変わりますよーと予想されました。ホントならでかい。
でも、考えてみれば100万は現実的じゃないかもしれないけど、大きく変わりますよね。定期預金なんて0.1%もあれば超優良だし。
2%とかでも運用できれば、そりゃネット定期預金の20倍にもなりますわ。
■THEOでプランからAI運用を始める。
リスクやデメリットはなんかないの?
金融商品なので、銀行に普通預金を入れるのと違って、元本割れのリスクがあります。現に2018年2月~4月はアメリカが見事なくしゃみを、全世界にまき散らしたために、元本割れを発生しています。

5%以上マイナスはショックでしたけどw放置してそのままで来たら、少しずつ上向いてきました。これこそが積立投資。
そもそも論、毎日毎週一喜一憂するものではなくて長期にわたって投資することが大前提のサービスです。
ですから、今お金が必要だからって元手50万を100万に増やすとかはできないんです。それをやるならパチンコ・パチスロでお願いしますw
なので、たった数か月や数年で判断するものではなくて、長い目で見ることが必要なんですよ。だからいそがしいビジネスマンでも、ほったらかしでいいっていうことなんです。
逆に言えば、そういった長期的視点で見ることが重要なのに、ヘタに元本割れしたからと言って、出金してしまったりするのは最大のデメリットであり、自己責任であります。
万が一、THEOを運営するお金のデザイン社が倒産してしまったらどうなってしまうのでしょうか。
こちらは、銀行と同じ。ほとんどの人が資産は返却されます。
当社の経営状態が著しく悪化し、仮に破綻に至ったとしても、お客さまからのお預かり資産は保護されます。お客さまの資産は二重の制度によって保護されています。第一に、当社では、現金は法令に基づきお客さまからお預かりした額と同額を常にりそな銀行の信託口座に預けています。当社が仮に破綻しても、信託口座に預けている信託財産を負債の返済などに充当することはありませんし、法令上できません。第二に、有価証券は米国の保管機関にて当社資産とは分別して管理しています。これらが「分別管理」と呼ばれる仕組みです。それに加え、万が一の事故などによりお客様の資産を完全に返還することができない場合(または返還に著しく日数を要する場合)には、「投資者保護基金」が対応します。この制度の下、お客さまの資産は最大1,000万円まで補償されます。これは銀行に1000万円までは倒産しても補償されるという超昔のニュースで知っている方もいらっしゃるかと思います。それと同じです。
10億円とか投資する場合は、別の投資すると思いますけど…ま、ぼくたち庶民には関係のないこと。着実に増やしていきたいものです。
あと、積立投資を行う際、THEOが引き出す口座に積立額を入れ忘れることがありますw
そういったことは給与振り込み口座に引き出し口座を指定するなどとして、気をつけてくださいw
■THEOを始めてみる。
ぼくの現在の運用結果を公開!
実際のパフォーマンスは下記の通り。評価額(評価損益率・評価損益)です。
元本 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 | |
---|---|---|---|---|
2019年2月 | ¥360,000 | ¥366,832 | 6,832 | 1.90% |
2019年1月 | ¥350,000 | ¥340,636 | ▲9,364 | ▲2.68% |
2018年12月 | ¥340,000 | ¥319,781 | ▲20,219 | ▲5.95% |
2018年11月 | ¥330,000 | ¥332,240 | 2,240 | 0.68% |
2018年10月 | ¥320,000 | ¥310,140 | ▲9,860 | ▲3.08% |
2018年9月 | ¥300,000 | ¥314,067 | 14,067 | 4.69% |
2018年8月 | ¥280,000 | ¥290,014 | 10,014 | 3.58% |
2018年7月 | ¥280,000 | ¥288,892 | 8,992 | 3.21% |
2018年6月 | ¥250,000 | ¥252,815 | 2,815 | 1.13% |
2018年5月 | ¥250,000 | ¥256,616 | 6,616 | 2.65% |
2018年末のクリスマス・ショックから3%程度回復し、見事に期待に応えてくれています。
ここでお金をおろしてしまうと、負け組。損した組。マイナスだからおろすんじゃなくて、淡々とほったらかし投資をしているんですから、ほったらかして淡々と毎月積み立てていきましょう。
そういう意味で、もともとリスク管理の成り立っている上での投資をロボアドがしてくれるので、浮沈はあれど安心して預けられますよ。
最適なポートフォリオを、運用している間も定期的にリバランス等のメンテナンスをしてくれるので、結果的にぼくはこうして結果を公開してますが、見る必要がほぼないんですよねwロボアドは見ない方がドMなので結果を出してくれますw
ちょっと臨時収入が入ったから、手動で入金しておこうとか、そんなレベルですw
実際に、それでいいんですよね。国際分散投資やポートフォリオの最適化、世界の基軸通貨の米ドル建てにするとか、全部自動なんですから。ラクチンですよ。
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運用してみた感想
- 長期投資なので、「昨日より5,000円下がったー!」「おっしゃ、昨日より3,000円上がったー!」とか一喜一憂せず、淡々と毎月積立てることが最も大切。
- 株安で暴落しても、株高で大幅値上げしても、それでも淡々と毎月積み立てることが最も大切。
- 余裕資金を作って積立てること。格安SIMなどに切り替えるなど固定費の見直しも要検討。
■関連記事 - 【節約】格安SIMを超比較した結果のおすすめはmineo!デメリットも含めて紹介するよ。 - スタート時はほぼ確実に元本割れします。精神的に疲れてしまうので、長期投資だからと割り切ること。
- 少なくとも自身よりも大量の分析をしたAIが投資してくれている、と信じて動向を見守ること。
使い勝手もかなり良いです。シンプルで非常にわかりやすく、操作ができるので、迷うこともほとんどないでしょう。
「継続は力なり」。是非とも、「継続という積立」を投資に回してみましょう。やらないでいるより、やってみる方が大事なんですから。
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というわけで、ロボアドバイザーTHEO(テオ)で積立投資を実際に行って、リスクや手数料、元本割れも含めた運用実績の公開でした。